シカゴ出身のKing L a.k.a. King Loiueの最新Mixtapeが発表されました。最近だとKanye WestのYeezusにて、"Send It Up"でフックアップされて一躍有名になった感がありますが、勢いそのままのリリースとなりました。

Send It Upでは低音のブンブン具合に負けず劣らずのバリトンボイスを聴かせてくれましたが、今作でも変わらない低音っぷり。Rick Rossの声質にも似た印象を受けますが、こういう感じのラッパーって一定の需要でもあるんですかね。確かにアルバムなどでアクセントとして彼のような声が欲しくなる気持ちもわからんでもないです。そのうち彼もMixtape客演Kingの称号を得ていくのでしょうかｗ

04. Jeep Music ft. Leek

タイトルにもなっているJeep Music。なぜJeepなのかはちょっと不明です。。Maybachに対抗？でもJeepも決して庶民的な車ではないような。。コーラスで参加しているLeekのオート・チューンもなかなか情緒があってナイス。10. Flexinではフックを歌っていますが、こちらも情感たっぷりで結構いい感じです。

11. Actavis

レイドバックした一曲で、彼の低くタルいフローと相まって結構トリップ感が強い曲です。というか、Actavisって製薬会社だから、ひょっとするとシロップ賛歌な曲なんでしょうかｗ？フックも"I Want an Actavis..."と歌うので、向こうではスラングになってるのかもしれません。やっぱ英語できないとラップの中身がわからないのがツラいっす。

Mixtapeとしては正直地味というか、どっかで聴いたような曲も多いので、通して聴くのはキツい部分もありますが、やはり天下のKanye Westのアルバムに参加したというボーナス的な意味合いで、聴いてみるのも一興かと思います。