Funky Freshin'

日々リリースされる膨大なHip Hop / R&Bの海に溺れながら音源を紹介していきます

Audio_Push_Come_As_You_Are-front-large
かなり前に発表されていたレペゼンカリのAudio Pushの最新ミクステを、いまさらですがご紹介。本作はすっかり売れっ子プロデューサーの仲間入りをしたHit-Boyの主宰するレーベル、Hits Since 87'からのリリースなのですが、そもそもHit-Boyってレーベルやってたんだ…って思ってしまいました。まだ若いのに…俺より年下なのに…と若干のジェラスを感じた秋の夜です。

今さらこの作品について書こうと思ったのは、改めて聴き直したら結構出来が良かったのと、意外と今をときめくメンツがしっかり参加していたためです。T.I.にWaleにLil Wayne(こちらはボーナストラックでの参加)、Pro EraからJoey Bada$$もラップしてますし、このブログでも取り上げたK. RooseveltVic Mensaといった東西問わずのメンバーになっています。K. Rooseveltに関してはレーベルメイトでもありますね。

サウンドはまぁHit-Boyのレーベルということで推して知るべしとも言うべき、現行ウェッサイぽい音が多いです。Hit-Boyも数曲提供してますが、メインどころを担っているのがHazebangaというプロデューサー。あんまり情報無くて知らなかったのですが、アップカマーなビートメイカーなのでしょうか?本作では結構良い仕事をしているので今後はチェックが必要かも。

03. Shine

ジャネット・ジャクソンの"I Get Lonely"をベースにスクリューかけたような非常に良いチル・サウンドになっています。このビートをHazebangaが手がけてますね~。いやぁ意外なネタチョイス。実際ジャネットだと言われるまで全然思いつきもしませんでしたしw
しかし90年代R&Bをアップデートするの、最近ポツポツと出始めてますね。まぁ考えてみると自分たちが子どもの頃にめちゃくちゃ聴いてた音がその時代なわけで、ネタを探す時に一番近くにあるのが90年代の音なのかもしれません。これからの潮流になる感じなんですかね~。

06. Brown Bag ft. K. Roosevelt
   
こちらは人選が意外なチョイスだったビートメイカーSwiff Dプロデュース。K. Rooseveltのフックの艶やかな感じもいいです。というかSwiff Dもカリフォルニアなんですね。初めて知りましたw


他にも、Waleのラップがかなりカッコ良いことになっている13. Anything Goes、Vic Mensaが足あとガッツリ刻んできた14. Do It All(どちらもHazebanga Prod.!!)など、西海岸のは個人的に、気を抜くと同じテイストの曲ばかりで食傷気味で飛ばし飛ばしになってしまいがちなのですが、そんなこともなくちゃんと楽しんで最後まで通せます。

Audio Pushはもちろんのこと、Hazebangaというプロデューサーも含め、Hit-Boyのレーベルは今後ともよろしくチェックさせていただこうと思いますよ~!!



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