アリゾナ出身でいまはLAをベースに活動するKiana Brown。
彼女の1stとなるミックステープ、"Duets"が公開されていました。
このKiana Brown、子どものころに"Kidz Bop"という、
アメリカの子どもたちが最新ヒット曲をカバーする定番コンピモノへの参加をきっかけに注目され、
その後RCAとサインしアルバムリリースが期待されるも色々あってポシャってしまい今に至るという、
若干18歳ながらなかなかに不遇な時を過ごしたシンガーです。
ですが、ただただ辛酸をなめていたというワケでもなさそうで、
ゲスト・ボーカルなどで色々なアーティストの作品に参加するなどの活動は継続していた模様です。
VenessaMichaels / Touch Me ft. Kiana Brown
あらいいですね
今回のミックステープはある意味原点回帰といいますか、ここ最近のR&Bヒット曲に
自身のボーカルを重ねて擬似デュエットという形をとった、May J.パイセン垂涎の
全7曲のカバーミクステとなっています。
カバーしたのはDrakeやTrey Songz、Miguelといった面々から、
Rich Homie Quanや完全に売れかけてるTory Lanezといった新進気鋭のシンガーまで幅広くおさえていて、
彼女の良くも悪くもクセのない、ストレートなボーカルがそれぞれと上手く融合しています。
まだ18歳、というのと僕が個人的にK. MichelleやTamar Braxtonのような
ド演歌ファイターを好むところもありますが、若さに満ち溢れていてそこが少しモノ足りない面があるのも事実で、
これから色々な経験をつんでいって、ボーカルに深みが増してくるとより聴き応えがあるかなと思います。
プロダクションチームのRice n' PeasやTinasheなどとも交流のあるThe Orange Factoryと
スタジオワークを行っているとの情報もあり、まずはKiana Brownオリジナルとしての
音源が出てくる日もそう遠くないかもしれないですね。
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