LAのシンガーで、Jhene Aikoの姉であるMila Jのミクステ、"The Wating Game"。
もはやジェネイ・アイコの名をだす必要もないほどにシーン内での存在感も増しつつりますが、
いまだ(Gyrl時代はおいといて)デビュー・アルバムの発売がなされていない彼女。
まさにその心情を表すかのようなタイトルと、"応答なし"ともとれるローディングアイコンがジャケのミクステです。
フラストレーションが溜まっているのか、Instagramでもかなりセクシーな写真をアップして僕をドキドキさせてくれました。しかし、Lil WayneのSorry 4 Waitシリーズもそうですが、アルバムリリースまでの期間はアーティスト側がもう少しコントロールできないものなんですかね…
そんな本作は、単なる時間稼ぎのミックステープというものではなく、内容としても充実した作品になっています。カバーを行うことも多いMilaさんは、今作でもBryson Tillerの"Don't"、The Weekndの"Tell Your Friends"、そしてDrake & Futureの"Diamonds Dancing"のカバーを行っています。ほぼ同タイミングで"Hotline Bling"のカバーも公開していましたがこちらは収録されず。
まぁ収録されなくてよかった感じか…
三代目ではなくKool & The Gangの言わずもがなの名曲"Summer Madness"ネタの01. Kickin' Back、オリエンタルなメロディが彼女らしい07. Friend Zoneなどビート面の充実もありますが、Mila Jのストリート感溢れるちょいワルなラップサイドと、キュートなシンガーサイドの硬軟のスタイルがより研ぎ澄まされていて、これまでの諸作と比較しても彼女のボーカルとしての魅力が存分に出ている作品だと感じています。
完全に個人的な話ですが、Mila Jの"アァッ"というシャウトが好きです。
デビュー作にはDJ MustardやThe Dream、Timbalandなどの豪華なメンツが参加する(している)という情報もあり、 色々期待も高まりますがまずは来年には無事リリースされることを祈ります。
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